恩師
今日の夕方、豆乃木店主が中学生の時の音楽の先生がお店に来てくれました
始め、先生だと気付かず
「こんにちは」と明るく笑顔でお店に入って来られたので
こちらも、笑顔で「こんにちはいらっしゃいませ
」とおで迎えすると
その方は、もっと笑顔になって「私よ分かる
」と問いかけてこられ
「え~っと」・・・過去にお会いした方の顔を沢山思い浮かべ
記憶のページをめくっていき少し顔を「じ~っと」見て・・・
「あっくるみ先生だー
」
と分かり恩師との再会に思わず飛び上がってしまいました
昨年の11月頃、電話で何十年ぶりかに先生とお話していたのですが
その時「いつか、お店にお伺いするわね」と先生はおっしゃっていたのですが、
まさかこんなに早く、しかも本当に尋ねてきてくれるとは思ってもいなかったので、
本当にビックリしました。そして、嬉しかったです
大人になると、社交辞令で「いつかお伺いします」だとか「今度・・・」
と言う言葉は、口先だけのその場限りのご挨拶みたいな事が多いなか
約束を実行してくださった先生に感動し感謝しました
私は、どちらかと言うと口先の約束は嫌いなほうで、約束は実行しなきゃ
と思うほうなので、大人になってから社交辞令というものをなかなか理解できませんでした。
そんな子供っぽい私に、ある時(会社員だった何年も前のことですが)、支店の方々を上司とお見送りした際、上司が
「今度の今度は、無いということなんだぞ」とさりげなく教えてくれた事がありました。
その時、何でも信じて期待してはいけないんだなと理解させられました。
大人って複雑って実感した瞬間でもありましたが、少々ショックでしたね
只、他の人から言われた「今度・・」や「いつか・・」は期待しなくも
自分は、同じようにこの言葉を使うのだけはしたくないと思いました
ちょっと予断でしたが、くるみ先生の「いつか・・」は実行してくれた事だったので本当に嬉しかったです。
当時も素敵で優しく誠実な先生でしたが、今も変わらず素敵でした
お互い、長い月日の間にそれなりの年齢になっていますが、あのときのまま
久しぶりの再会にもかかわらず、自然と会話も弾み短い時間でしたが楽しいひと時でした
私も先生のように、内面も素敵な大人に成長したいと思いました
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