香りの表現
2009.7.2
お客様より、「ケニアの香味
とはどんなものなのか」とのご質問を受けました。
ケニアに限らず、どんな味でどんな香りなのかとのご質問は、毎日のようにお受けしております。このような質問をお受けできるととても嬉しいものです。
個々の珈琲豆の個性をいかに自分達の周りにある香味で表現でき、ニュアンスを分かりやすくご説明できるかこれが、私達ロースターの大切な仕事の一部だからです。
私は、大まかな、香味の特徴をまずお伝えし、その中で自分自身が感じた一番インパクトのある部分を最後に付け加えるようにしています。
ワイン
と同じで、コーヒー
も品種や産地の大まかな特徴があり、それプラス10人いればその人数分の香りの表現、感じ方があります
。ある方は、グレープフルーツ
と感じる香味もある方にとっては、りんご
だったり。トーストのような香ばしさを感じた方もいれば、煎った大豆の香ばしさと表現するなど、細かい部分での香味の表現は尽きることがありません
。細かい表現が多く出てくるコーヒーは、本当に良いコーヒーと、SCAAのマネ氏もカッピングセミナーの時に話していました。
自分の今現在の生活環境だけでなく、幼い頃の環境・・・野山
を駆け回って、川
で遊んで、田んぼ
のおたまじゃくしを捕まえて、など自然と触れ合いながらかいできた自然の中の香り
、おじいちゃんおばあちゃんの家の稲屋
のにおい、味噌を作るときの蒸した大豆のにおいや麹のにおい、雨の日
のにおい、梅酒の梅を収穫したときの採れたての
青梅の香り、クリーンピースやさやえんどうなどをむくお手伝いをしたときの香り、お茶室
の香り
(お抹茶や炭、お香、着物のにおい)などなど。
子供の頃に自然に感じた自分を取り巻くいろんな香りの場面が、大人になって経験した香りよりも、(小学生までに経験した香りの記憶の方が)今の私には大きく影響しているように思えます
。もちろん、大人になって初めて食したもの、香りをかいだものも数多くありますので全てとはいえませんが![]()
自分の味覚
をこれからも訓練し続けてスキルアップ
していくこと。なぜなら当店(豆乃木)には、自分にはもったいないくらいの素晴らしいコーヒー豆たちが揃っています。それぞれの個性を皆様に理解していただけるよう私自身もっと表現力を鍛えねば![]()
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